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2011年7月31日 (日)

右近庵のカエル(その3)小みどり君

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小さなアマガエルを発見したのは今月の半ば頃。
庭で水やりをしていると、視界内で何かが動いた。

カエル・・・。ちっちゃぁ・・・。体長は1.5センチくらい。みどり丸の子ども!?
これが最初の小みどり君の撮影。(小みどりたちはピョンピョン逃げて撮りにくい。)

数日後、前庭にもたくさんみどり丸の子どもたちがいると知った。調べてみるとカエルだからと必ずしも池に棲むとかぎらないらしい。山や土にも棲み、水たまりで卵を産むとも書いてある。クリスマス諸島の赤ガニも、ふだんは森に棲んでいる。森から決死の覚悟で道路を横切り、人家に侵入して横切りっての大移動をし、やっと海にたどり着いて繁殖活動を終えると、また森へ戻るのだ。カエルだって山や野原に棲んでも少しも不思議はない。モリアオガエルというのもいる。

しかしみどり丸も小みどりも、雨水を貯めた容器に居るのが好きだ。カエルはカエル。やはり水は大好だ。この日も暑かったから、ホースの水がこぼれたコンクリートの上で、小みどりは気持ちよさそうだった。

昨夜のこと、みどり丸なのかどうか大人のアマガエルが居間にいた。カメラを入れている密閉容器の角にとまっている。まさに小鳥のように蝉のようにとまっているのだ。

「またぁ、みどり丸?いつのまにぃ?」。私には大人のカエルはすべてみどり丸なのだ。

庭への出入りで一日に何度も網戸を開閉する。蚊が入るので素早く閉めるが、いつのまにか何者かが家の中に入っていることがある。カエルも然り。カエルが入っているときはこちらも真剣だ。家のどこかで乾いてしまうと死ぬかもしれないからだ。うまい具合にカエルは捕まえやすい。透明の袋の口を広げ、カエルの進行方向にもっていくと、次のジャンプでかならず入ってくれる。動きも虫ほど早くなく、捕まえるのに苦労しない。

しかしこのカエルたち、なかなかしたたかな奴らのようで、脱出の手助けなんかしなくても、ニンゲンの様子を見はからって、網戸が開いたすきに素早く外へ出るのだろう。あるいは縁の下への道を見つけて脱出するのも容易なことなのか。その証拠にカエルの死骸を家の中で見つけたことは一度もない。いつのまにか入り、いつのまにか出て行ったカエルもいたかもしれない。風呂場でギャッギャッと大声で自己主張して鳴くこともなく。

新潟・福島の豪雨で大きな被害が出た。自然の猛威は恐ろしい。
米どころの水田が泥水で覆われた映像を目にするのはつらい。

この縦長の小さな国は、天災に傷めつけられてばかりだが、
屈しない人びとは言う。「それでもこの土地を離れない」。

蒸し暑さのためか第一陣の夏バテ到来で先週は動けなかった。
さきほど通り雨が降り、今夜はいくらか涼しくなった。今週は動きたい。

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