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2011年7月11日 (月)

アジサイの謎

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こんなアジサイも咲いた。
ガクアジサイも一緒に咲いている。不思議だなぁ。

まずガクアジサイが咲いた。別のアジサイは今年は咲かないのかな。
ガクアジサイが咲くといつもそう思う。今年は咲かないとあきらめていた。
ところが咲いた。咲いてうれしいが、また‘はてな’が生じた。

この時期は、日陰にこんもりと大きな茂みをつくる庭のアジサイ。
ガクアジサイだけが咲く年、そうでない小ぶりの丸いアジサイが咲く年、
両方とも咲く年がある。どう見ても、低木ほどのアジサイは、ひと株だ。

アジサイ好きの友人が、今年もアジサイが満開だから見においでと誘ってきたのは先月のこと。ぐずぐずしてやっと見に行った時にはおおかたのアジサイが盛りを過ぎていたが、“紫陽花園”と名付けて人に見せてもいいほど多くのアジサイはみごとだった。その友人から数年前にもらった挿し木が“墨田の花火”というガクアジサイだ。

もらったガクアジサイから別のアジサイも咲くことはあるのかどうか私は訊いた。無いとの返事だった。その時にますます私の疑問は広がった。そうしているうちに、またこのアジサイが咲いたのだ。もらったのは接ぎ木をした苗で、元の花にもどった部分があるのだろうか。そう考えた。しかし待てよ。もしや・・。私はこのアジサイの茎を根元の方までたどってみることにした。

なんとガクアジサイの大株の、数センチ離れた地面からこの花の茎は出ていた!
「別の株だったんだ・・・。」
こんもりした茂みはひとつに見え、大きな株の根元からは、いくつも枝が分かれて伸びている。葉だけをみても違いが分からなかったが、根元を見ても同じものに見えはする。だが、その茎は細めでひょろりと伸び、巨大な株に押され気味だ。けれども毎年きちんと咲いていたのだった。

植えたっけ・・。思いだしてみた。そうかっ。植えた、植えた。植えたことあった。
長女は花好きで、よく鉢植えを買ってきてくれた。アジサイをくれたこともある。咲き終わったアジサイを、鉢から地植えにしたのだった。いや、正確に言うと、それを植えた場所に枯れた株のようなものを見つけ、あぁ、根付かなかったかと残念に思ったことがあったのだ。それがちゃんと根付いていたということか。植えた場所を勘違いしたのか、好みの場所まで茎を伸ばしたのか、ともかくそのアジサイはちゃんと根付いて咲いていたのだ。

アジサイという植物は、強剪定をすれば翌年に咲かないことがある。強剪定とは、根元から20~30センチほどのところから、バッサリと切ることだ。庭の樹木と芝の管理は出入りの業者さんに任せている。刈る人により、剪定の強度が微妙に違う。そういうこともあって、どちらかのアジサイが咲かない年と両方が咲く年とがあった。どう見ても同じ株に見えたアジサイは、実は別の株だったのだ。納得。やっと謎が解けてすっきりした。

それが分かったとき、友人にメールをした。
「墨田の花火と別の株でした。」
「謎が解けてよかったね。」

東北地方を除いて日本列島は大部分が梅雨明けした。
その東北地方では猛暑だという。避難所の環境が懸念される。
一刻も早く被災者の皆さんの住環境が整うことを切に願う。

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