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2011年8月 2日 (火)

右近庵のカエル(その4) 小みどり救出

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昨夜のこと、午前3時くらいだったから正確には今日のこと。
ベッドで書き物をしていたら、何か視野に入ってきた。手をとめて床をみるとホコリがある。中がうっすら緑色のホコリ。そのホコリは動く。

「小みどり!」と私は夜中に叫ぶ。

どこから出てきたのかホコリとともにやってきた。これは大変。外へ出してやらないと。
網戸を開けて雨水の入ったポリ容器に落としてやる。まずはお風呂。雨水のお風呂。

ホコリのためか動きがにぶく、手のひらに載せても逃げない。跳ばない。
よく見ると、後ろ足の片方が完全にホコリにからめとられて動かなくなっていた。水の中に入れてホコリは重くなり、からんだままとれない様子だった。これはいけない。とってやらないと。

もう一度水に入れてそっとゆする。大部分のホコリはとれたが、後ろ脚のはとれない。手のひらに載せて指先でていねいにとってやる。とれた!それ、帰りなさい。芝生の上に放してやると、小みどりは「サンキュです」と跳ぶ態勢になった。

「ちょっと待ったぁ!」と私。「一枚だけ写真を撮らせてくれない?」と頼んでみた。すると小みどりは「一枚だけだよ。早く帰りたいんだから」としぶしぶ私の手のひらに再び乗った。乗ったのは右の手のひらで、やってみるも左手ではシャッターが切れない。すばやく左手のひらに移し換え、跳んで逃げないように手指を丸くしてカシャ。撮影成功。芝生に置いてやると、うれしそうにピョンピョン跳びはねて帰っていった。

それにしても小みどりはどこに隠れていたのだろう。私はホコリに神経質で、掃除機はかけない日でも目につくホコリは気になって毎日拭く。あれだけのホコリを身にまとって現れるということは、家具の隙間か下にでも居たのだろう。とにかく見つけてよかった。私が寝ている間だったら気づくのが遅れてどうなったことやら。人騒がせな小みどり君だ。でも可愛い。愛くるしい。

これまで鳥だと思っていた声がアマガエルだったと知ったが、今の時期は繁殖期なのかみどり丸は大声でよく鳴いて多忙の様子だ。ちなみに大人のカエルはオスもメスも全員が「みどり丸」、子どもは全員「小みどり君」。見分けがつかないのだから、そう呼ぶよりほか仕方ない。カエルの連載、(その3)で終わる予定が(その4)を掲載することとなった。

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