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2011年8月31日 (水)

写真の話

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写真の話をしましょうか。

ふだん私は花だけを撮っていると思われるかもしれません。ここでは特に接写の花が多いですね。シンマイの私は一眼レフの接写によって奥の方がぼやけるのが面白く、ハマっているからです。しかしいろいろな写真を撮っていますよ。ユリの接写はすでに掲載しましたが、これはまたガラリと雰囲気を変えて撮ってみました。

写真を撮るときには構図が大切です。そうですね、絵を描くときと同じです。撮るときにテーマを決め、それにしたがって撮ります。この写真のテーマは何だと思いますか?右側にユリの花、なんで左側があいてるのに・・と思いませんか。わざとあけているのです。なぜでしょう?

ユリを見たあと、皆さんは左側の大きな鉢に目が行くでしょう。何だろう、これはと思うでしょう。さらに鉢の左上に小さな四角が見えますね。これも何だろうと気になりませんか?実はそれが私の狙いです。ユリが咲いているだけでもいいかもしれませんが、この写真はちょっと遊んでみました。「何だろう?」と思ってもらうためです。それも計算済みの1枚です。

レンガ色のキューブはファイバークレイでできた大鉢です。今夏、寄せ植えかバラでも植えようと購入したのですが、あっちへ置き、こっちへ置きし、土も一緒に取り寄せたのに、いまだ入れてもいません。しかし、この色は大好きで、緑色の雨戸の前がいいと思い置きました。通気性を良くするために、また芝が傷まないように下にはレンガ2個を台にしています。白、緑、オレンジの配色がマッチしています。(自己満足かな)

もうひとつの小さな四角はなんでしょう。ガラス戸には冬の冷気、夏の日射しを緩和するために断熱材を内側から貼っています。そのシートに小さな四角の窓を、わざわざ開けて貼りました。勘のいい方はもう分かったかもしれません。はい、ダッコ様が外をお眺めになるための窓です。彼女はよくここから外を眺めたり、外猫の様子を見ていました。しかし今は老齢のため出来なくなりました。タテの線は西日が照らす雨戸の端が映っています。

次に「被写界深度」について少し。この魅力的な難しそうな言葉は何でしょう。はい、写真を撮るとき、写そうとする被写体の後ろをどのくらいはっきりと、あるいはぼかして写すのかということです。それは絞りで調節しますが、この写真はいつもの私の写真より後ろの様子が見えていますね。S字フックに竿が掛かり、すだれが下がっている様子が分かります。私が洗濯ものを干す場所をわざと見せて‘生活感’を出しています。人間(つまり私が)暮らす日常と、凛と咲くユリを対比させ、いっそうユリの花を引き立たせたのです。猫の水のみ用の小さな青いバケツや、緑のジョウロまではっきりさせると、ゴチャゴチャしますから適度にぼかしました。写真は楽しいな。

ところで、ブログに写真を掲載している皆さんは多いと思いますが、画像から個人情報が漏れない配慮が必要です。便利なことに、Windows7以降では個人情報が簡単に消せるのをご存知ですか。以下に方法を掲載しておきます。

◎ 画像の情報を削除する方法

画像を右クリック→プロパティ→詳細→窓がひらけば「プロパティや個人情報を削除」という文のところをクリック→別窓がひらき、「可能なすべてのプロパティを削除してコピーを作成(C)」が選択されていることを確かめてOKをクリック→最初の窓にもどりOKをクリック。

以上です。皆さんが写真の画像を保存しているところに、その写真の隣にコピーした画像が現れていますから、ブログやオークションなど外部へ出すときはコピーの方を用いてください。持ち出し用の画像を保存するフォルダを作り、そこへ入れておくといいですよ。もう八月も終わりだね。では、この辺で。

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2011年8月29日 (月)

ゼフィランサス

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ゼフィランサスも私より先に住んでいた。

草花のことをほとんど知らなかったその頃、

雨上がりの日、突然に咲いて喜ばせてくれた花。

その頃はもう少し色あざやかだったと記憶する。

植えっぱなしで肥料も与えていなかったせいか、

ここ数年前から花びらの色が薄くなってきた。

テッポウユリと同じように肥料を与え、

今年は球根を足してみようと思う。

ひらいては咲き終わるのをくり返すゼフィランサス。

この家の主とおなじで雨好きだ。

雨が降った翌日に開花する。

そのため別名レイン・リリーという素敵な名前をもっている。

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2011年8月26日 (金)

高みの見物

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みどり丸は神出鬼没だ。

7月のある日、体調のよい時に洗おうと外しておいた網戸を引き寄せた。

すると上の方に誰かいる。

「みどり丸!」

「また君かぁ・・」

と私はニコニコ顔でカメラを取りに部屋にもどる。

丸椅子をもってきてその上に立ってみた。

みどり丸は逃げない。接近してもまるで動じない。

コンパクトデジカメで何枚も写す間、ずっとポーズをとってくれた。

「なんでおいらばっかり撮るんだい?好きなだけ撮らせてやるよ」

とでも言いたげな、というのは勝手な想像にすぎない。

みどり丸は高い所からじっと庭の方を見つめていた。

それは彼の先祖が居た池の方向。仲間たちが居る池の方。

ちょっと郷愁を感じている様子で日暮れまで彼はそこにいた。

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2011年8月22日 (月)

テッポウユリ

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ユリが咲いた。遅れて咲いた。

2004年8月、一輪だけユリの花が咲いていた。

気がついたのは、まもなく出棺というときだった。

彼が育てた夏野菜を会社に方々に見てもらおうと、

庭へ案内する途中に見つけた一輪だけのユリの花。

あれから7年。

植え足された球根がみごとに育ってにぎわい、

毎日ユリの花を数えるのが楽しみだった。

ところが年々ユリの花は数を減らした。

植えっぱなしにしているばかりで世話を省いたせいか。

今年も咲いた。遅れてゴメンと今年も咲いた。

この秋は球根を掘り上げて休ませ、

土には栄養をたっぷり与え、

新しい仲間を加えてみよう。

来年の夏に愛でるため。

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2011年8月19日 (金)

サルスベリ

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サルスベリが満開だ。

日が高いうちにと西日のなか撮った。

どうせならと脚立に乗り、木のいちばん上で咲く花を撮った。

腕を伸ばしてコンパクトデジカメの窓に収めると、

なんであの娘たちだけなのよと、咲きこぼれる花々が不平を言う。

この木は多く花をつけた翌年ほとんど咲かない。

そのことを太宰の小説で知るまでは、

咲かない年に心配ばかりしていたっけ。

うちのサルスベリは奇数の年に咲くらしい。

この夏わたしの手の甲は、いつになく陽に灼けている。

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2011年8月 8日 (月)

やっと君臨

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僕はやっと庭の王様になれた。

生まれた時はパパのボス黒、それから長い間、時々来るトラ吉先輩が統治した。

トラ吉先輩が逝去されたあと、僕は彼の息子の小太郎と争った。

僕は平和主義者だから喧嘩は嫌だった。

けれど何度も吹っかけてくる。仕方がないから僕は応戦。

僕だってボス黒の息子だ。トラ吉先輩の息子には負けないぞ。

べつに負けたって出ていかなくてもよかったのに・・・。

二月のある日、小太郎君は出て行ったきり帰らない。

わかってるさ。それが猫のオキテっていうもんだと。

そんなわけで僕は自分ちの庭をようやく完全制覇したんだよ。

遅すぎるかな。だって僕は先月9歳になったんだ。

人間なら60歳だ、追い抜かれちゃったと飼い主は言う。

僕は王様。だからこうしていつも見張ってる。

最近どこかの若造がちょろちょろ出入りしているな。

きのうも喧嘩になってしまった。王様って、ボスって疲れるね。

でも頑張る。だって僕はこの庭の王様になったんだ。

庭猫女子たち、任せとけぃ!

                     じぃじぃのひとりごと

大丈夫かなぁ・・・・。しんぱい・・・。  飼い主のつぶやき

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2011年8月 4日 (木)

カスタード色のグラジオラス

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カスタード色のグラジオラスが咲いている。

グラジオラスは、ここ数年ほど植えていない。けれど突然にどこかに咲く。

写真のフォルダをさかのぼって開いてみると、たくさん咲かせた年がある。

その後、球根を植え替えた記憶はある。少数の球根だったと思う。

色も不明のまま植え替えたいくつかの球根は、だしぬけに咲く。

咲いて私を悦ばせる。‘だしぬけ’が悦びを倍増させる。

鮮やかではない黄色。なんだかカスタードクリームのよう。

甘いものが好きだった頃の私なら、思わずペロッと舐めたかもしれない。

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2011年8月 2日 (火)

右近庵のカエル(その4) 小みどり救出

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昨夜のこと、午前3時くらいだったから正確には今日のこと。
ベッドで書き物をしていたら、何か視野に入ってきた。手をとめて床をみるとホコリがある。中がうっすら緑色のホコリ。そのホコリは動く。

「小みどり!」と私は夜中に叫ぶ。

どこから出てきたのかホコリとともにやってきた。これは大変。外へ出してやらないと。
網戸を開けて雨水の入ったポリ容器に落としてやる。まずはお風呂。雨水のお風呂。

ホコリのためか動きがにぶく、手のひらに載せても逃げない。跳ばない。
よく見ると、後ろ足の片方が完全にホコリにからめとられて動かなくなっていた。水の中に入れてホコリは重くなり、からんだままとれない様子だった。これはいけない。とってやらないと。

もう一度水に入れてそっとゆする。大部分のホコリはとれたが、後ろ脚のはとれない。手のひらに載せて指先でていねいにとってやる。とれた!それ、帰りなさい。芝生の上に放してやると、小みどりは「サンキュです」と跳ぶ態勢になった。

「ちょっと待ったぁ!」と私。「一枚だけ写真を撮らせてくれない?」と頼んでみた。すると小みどりは「一枚だけだよ。早く帰りたいんだから」としぶしぶ私の手のひらに再び乗った。乗ったのは右の手のひらで、やってみるも左手ではシャッターが切れない。すばやく左手のひらに移し換え、跳んで逃げないように手指を丸くしてカシャ。撮影成功。芝生に置いてやると、うれしそうにピョンピョン跳びはねて帰っていった。

それにしても小みどりはどこに隠れていたのだろう。私はホコリに神経質で、掃除機はかけない日でも目につくホコリは気になって毎日拭く。あれだけのホコリを身にまとって現れるということは、家具の隙間か下にでも居たのだろう。とにかく見つけてよかった。私が寝ている間だったら気づくのが遅れてどうなったことやら。人騒がせな小みどり君だ。でも可愛い。愛くるしい。

これまで鳥だと思っていた声がアマガエルだったと知ったが、今の時期は繁殖期なのかみどり丸は大声でよく鳴いて多忙の様子だ。ちなみに大人のカエルはオスもメスも全員が「みどり丸」、子どもは全員「小みどり君」。見分けがつかないのだから、そう呼ぶよりほか仕方ない。カエルの連載、(その3)で終わる予定が(その4)を掲載することとなった。

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