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2011年11月21日 (月)

じぃじぃと庭仕事

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ダッコの容態が落ち着いたので、届いたブルーベリーとクリスマスローズを植えた。

庭へ出るとじぃじぃが喜ぶ。庭を走り回って喜びをあらわす。親の姿が見えたら大はしゃぎする子どもみたいに喜ぶのだ。庭仕事のそばにはいつも猫がいる。この猫は性格が可愛い。しかし臆病で(彼の尊厳を守るなら警戒心が強いので)、誰にでもすり寄る訳ではない。否、誰にもすり寄らない。だが猫社会で集団生活はできるし、ルールもわきまえている。彼は半飼い猫で半野良的だ。猫歴が長い私は相当数の猫と関わってきたが、この猫が溺愛度No.1だと自認する。可愛くてしかたがない。

彼はこのところ私がダッコばかりかまうので、少し寂しそうだった。けれども事情は呑み込んでいたようで、駄々をこねて飼い主を困らせることはない。野良でも家猫でも誰かが具合が悪いときは皆そのことを理解している。そして、それとなく気遣う。ダッコが元気なとき、スキを見てじぃじぃはダッコだけが食べられるおしいエサを舐めに行く。けれども今はしない。母親のはるかちゃんは女王ダッコに完全平伏を貫いているが、じぃじぃはそうでもなく、たまにダッコにちょっかいを出していた。しかしながら病気とわかるとしなくなった。

あれからダッコのテンカンの発作はピタリと止まった。食欲旺盛になり、たくさんのフードを舐めた。それはいいことに違いなかったが、あの発作はいったい何だったのだろう。喜ぶ間もなくそのあと感冒の症状がひどなりくふたたび食欲を失った。また最期かと観念し、何度目かの「ダメかもしれない」をまた娘たちに送信した。おまけに私まで風邪をひき、だるさと頭痛に悩まされた。けれども寝込まなかった。寝込むことは出来なかった。動いているうち私も快復した。

眠り続けたダッコも快復し、今日は炬燵の中を見ると4本脚で立っていた。立つか座ってくれればエサを自分で舐めてくれるのでうんと楽になる。私の左肩は、ダッコの介護のためか気候のせいか、痛みがふたたびきつくなっている。ダッコが立てないときはカゴに入れて座らせ、ちょうど舐められる高さにエサを置いて舐めさせる。座っていると横に倒れそうになるため、段ボールの箱をおいて持たれさせる。窮したときにはいろいろなアイデアが浮かんでくる。

わずかな気温の変化でダッコの体調がめまぐるしく変化する。それらに一喜一憂する段階は過ぎた。そのつど深刻に考えていると、こちらの身が持たない。まるで三寒四温といった感じのダッコだが、私は存分に尽くしている。じゅうぶんに可愛がって抱っこし、おなかの上に載せて相撲を見、赤ん坊のように毛布でくるんで歌をうたってやりながら家の中を歩きまわる。今日は穏やかだった。けれど明日はわからない。そんなダッコとの毎日は濃密な時間で満たされている。

庭へ出ると風が冷たかった。ニュースで見た北海道の雪に驚くが、右近庵の裏山はまだほとんど色づかない。今年の秋は望遠レンズで紅葉を撮ってみようと思っている。どこへも出かけられなくても、周囲の自然が私に季節をおしえてくれる。これは幸せなことだとあらためて思う。ずいぶん日が落ちるのが早くなった。作業をしているとすぐに日が暮れる。これから葉を落とすブルーベリー。これから花が咲くクリスマスローズ。どちらも寒さに強い植物だ。楽しみがふえてうれしい。先日の雨でまだ鳴いていたみどり丸一族は今日は鳴いていなかった。いよいよ冬眠か。

画像では、じぃじぃの後方にネリネが咲いている。今年は3つだが来年は花をふやす。寒さに強いヒマラヤユキノシタの葉は元気。夕暮は夕暮のまま修整なしで掲載。ご心配くださっている皆さん、ありがとう。ダッコは毎日がんばっています。飼い主も。

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