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2012年1月15日 (日)

今日のダッコ

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その後、ダッコは立つことが完全に出来なくなり、横になったままとなりました。まるで人間のように横向きに寝ています。その状態でとろとろフードの缶をそばに置くと首を持ち上げて舐めていました。しかし十日ほど前からそれもしなくなりました。寝たきりでも旺盛な食欲があった彼女が、いよいよ食欲を失ったかと心配しました。そこで、スプーンで少しずつ口へ運んでやると、舐めました。よかった。でも、首を持ち上げて、エサを舐めることが出来なくなってしまったのは認めたくない事実です。

スプーンで運んで舐めさせる量は、自力で舐める量よりはるかに少ないものです。すぐに舐めるのをやめてしまうからです。食欲があるときは首を伸ばして一日に3~5個の缶づめを舐めましたが、半量以下になりました。舐めるのも疲れるのでしょうか。そのため何度も舐めさせるよう努めています。また、床ずれが出来やすくなり、そのケアもしています。そのようなことが必要となり、これまで寝かせていたケージの台ではなく、ミニテーブルの上に平型のスポンジでくるんだタイプのあんかを置き、その上にペットシーツや敷物をしいて寝かせています。そのテーブルを私のベッドの横に運びました。こまめにフードを与えるためです。介護の無理な姿勢が私の左肩や腕に痛みを生じさせるので、その点からもちょうどいい高さで彼女は寝ています。いつも私のすぐそばにいることが嬉しいようです。

しばらく寒い日が続きました。24歳のダッコには気温の変化がすぐに影響し、風邪をひいてしまいました。鼻水を出しています。食欲がないのはそのせいかと思われますが、風邪がきっかけでこのまま急激に弱るのではないかと心配しています。けれども一時はお正月まで持つだろうかと思っていたダッコは新年を迎え、25年目に入りました。しかしながら四半世紀に近づいた長寿は手放しで喜べるものではなく、彼女にとって口では言えない苦痛やしんどさがあるのだと思います。それに耐え、まだ生きることを続けているダッコは凄い猫だと思います。

寝ているだけのダッコは何も出来なくなりました。出来ていたことをひとつずつ失っていく姿をを目の当たりにし、自身にも訪れる「老い」の過程を見ているようです。排泄は寝たまま、食欲は減少し、ずいぶん痩せてきました。骨と皮ばかりになっています。それでも生きようとする姿に学ぶものがあります。愛しさもあります。もはや大声で夜通し鳴く体力もなく、ふらふらと家の中をさまよって好きなところに排泄する体力もありません。人形のようにただ横たわるダッコに、これまでにない愛情を感じています。送る日は確実に近づいています。特別なことはせず、その日まで、ダッコに穏やかな時が流れるよう尽くしたいと思います。

画像は今日のダッコです。彼女の誇りにかけて衰えが目立たない画像をと、20数枚撮り続けた中から選びました。このように、一日のほとんどをダッコは眠っています。私が着なくなったパジャマは彼女のお気に入り。襟の部分が冷気を防いでくれます。かけているのは娘たちが赤ん坊の時に使っていた毛布。凶暴さはついに無くなり、ダッコはもはや赤ん坊となりました。人間の年齢に換算すれば約117歳の可愛い赤ん坊です。しかしこの表には20年までしかありません。それで計算してみました。(換算年齢は「しじみ日記」さんより)

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