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2012年4月12日 (木)

雨のあとのマイ桜

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昨日の激しい雨に打たれたあとも私の桜は花びら一枚落としていなかった。家の中からガラス越しに見ていると、強風に吹かれ、どしゃ降りの雨を受けていた。それでも私の若い桜は散らなかった。咲いたばかりの桜の花は強い。このように強風や強い雨でも花を落とさないのだ。したがって私の裏庭に降った昨夜の雨は「花ちらし」の雨ではなかった。せっかく咲いたのだ。もうしばらく見ていたい。まだ散るな。

これは今日の夕方に撮ったもの。昼間のにぎやかな太陽は沈みかけていた。薄闇がおとずれる前の花曇り。そのような中で撮った。これは私の持論だが、桜は晴天に似合わない。薄桃色と青空の配色は洗練されておらず好まない。私は太陽の日差しを浴びると皮膚がすぐに赤くなり、そのあと身体全体がだるくなる。そのために日差しを避けて暮らすようになった。したがって写真を撮るのも夕暮れが多い。写した画像に明るく修整を加えるのはたやすいことだが、角膜が薄くなった私の眼にはこのくらいが心地いい。すべてのものごとに固定観念が存在するが、そんなことは気にしなくなってきた。自分自身が心地よいことが最も美しいと感じるならばそれでいい。

今年で五歳になる私の桜は元気いっぱい。しばらく私の目を楽しませてくれるだろう。しかしまもなく気を揉ませる。もう散るのではないか。いつぜんぶ散らすのだろう。まるで年頃の娘を案じる父親のような気分である。相変わらずの桜馬鹿だ。ただし外を出歩くのが大変になってきた今、この桜だけに馬鹿となり、それで充分だと私は満足している。風邪はいくぶんよくなってきた。

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