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2016年11月 8日 (火)

はるかママは元気だよ

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2015年1月のJJの命日に更新して以来、このブログを書く。彼の死後、ほとんど動かなかった理由は、つらかったからである。つらくてずっと開くことができなかったのである。時は経ち、彼の母親と私は暮らしている。その猫に支えられ、こうしてまた書く気になった。その子のことも書いてあげなければ。それはJJの喜びでもあると思うからだ。

JJ、ほら、ママは元気だよ。
でもこの冬で20歳。そうハタチになるよ。人間でいえば96歳なんだって。
そう思えば君のママはスゴイよ。寒くなってきて今は私の膝で眠ってばかりだけれど、暖かい季節にはまだ狩りをしているよ。ヤモリだかトカゲだか、そういう小さな生きものが犠牲になっているよ。
獲物をくわえて帰って来る時は、君が居た時とまるで同じだよ。妙な鳴き声を出しながら凱旋する。彼女ときたら、君がすっかり大きくなって、自分で狩りをして鳩など捕まえてくるときもあるというのに、小さな獲物でも君に食べさせようとしていたね。親心かな。君はもうそんなものが要らなくなっていたけれど、むげにそっぽを向かず困惑した顔をしていたね。君はやさしいからママを傷つけない気遣いをしていたのを思い出すよ。今の彼女は獲物を私に見せるために例の鳴き声をするんだけれど、その声は君の所まで届いているかい?あ、ママだ、と分かるかい?

ママは君と違って写真が嫌いで、シャッターチャンスがなかなか来ない。でも暖かい所で寝ている時は撮らせてくれる。きっと起きているんだろうけど。ほら、元気だよ。

今もママは膝で寝ているよ。かつては君の指定席だった私の膝で、気持ちよさそうに眠っているよ。ずっと君が私の膝や布団の中を占領していた11年半、彼女は台所の寝床でひとりで寝ていたものね。朝になって布団の中が二匹になっていることもよくあったけど。寝床には弱電の温かいヒーターを敷いていたけれど、羽毛布団の中の心地よい温かさに勝るものはないものね。

JJ、可愛いじぃじぃ。今でも毎日君のことを思い出しては名前を呼んでいる。はるかママと眠る前、君が羨ましがってはいけないから、君を先頭に、歴代の猫の名前を呼んでいくんだ。聞こえているよね。だからかな。君は先に逝ったこの家の人間のあるじ同様、音で伝えてくれるもの。彼は天井だけど君は床のあたり、台所、そしてベッドの横の白い机の上あたり。君が伝えてくる音がする。猫っぽい音。ちゃんと聞こえているからね。だから言ってるよね。あ、じぃじぃ今日も来たねと。うれしいよ。

私も弱ってきたけれど、はるかママと支え合って暮らしているからね。
君もずっと一緒に居るからね。もちろん君の苦手だったダッコ様も。

                         (画像は今年の1月に神戸の隠れ家にて撮影 )

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