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2019年6月21日 (金)

猫 腎不全末期 強制給餌の効果と葛藤

皆さん、こんばんは。
はるかさんに強制給餌を始めて10日が経ちました。まったく何も食べなくなってから始めたのはシニアミルクと、フードや生マグロなどをトロトロになるまですり鉢できめ細かくしたものです。ミルクはシリンジで、フードはシリコンの軟らかいスプーンで少しずつ口に入れていきます。嫌がって舌で押し出すようにするときもありますが、飲み込んでくれるようになりました。この時にも「上手、上手」や「もうちょっとだけ頑張ろうね」など声掛けをしながら食べさせると、猫も応えてくれます。私に対して申し訳ないという気持ちがあるのかもしれません。(思い込みかな)

強制給餌を始める以前は、これは食べてくれるだろうかと、たくさん買ってある缶詰の高齢猫用や介護食とあるものを開けては与えてみましたが、匂いを嗅いでソッポを向くといった状態でした。そのため開けた缶詰のフードの中身が冷凍室に増えるばかりでした。それらが増え、食べるあてもないのにかさばって困っていました。強制給餌になってからはそれらも使い、全く食べなくなった腎臓サポートのヒルズ缶も再び開け、練って食べさせています。ご機嫌を伺って期待を込めて与えて瞬殺!といったことは無くなったので、冷凍していた数々のフードを3種類ほどを混ぜてトロトロにして与えています。量も自主的に食べてくれた時の三倍ほどを毎食与えています。朝・昼・晩とフードを与え、合間にミルクも与えます。

このようにトロトロにした状態のフードを決まった量だけ確実に口にしているせいか、少ししか食べなかった時よりも少し元気になったように思います。太ることはありませんが(すでに体重は1.5キロまで落ちています)、少なくとも明日には死んでしまうかもしれないというふうには見えません。食べたくないのに無理やり口に入れているのは可哀想ですが、はるかさんの体が少し楽そうに見えるのがうれしいです。

では参考までに私の強制給餌用のフードの作り方を説明します。腎不全の猫さんならヒルズやロイヤルカナンなどの腎臓サポート用缶詰と、老猫用の細かい身のマグロ缶、介護食として売っているムース状の缶詰など2~3種類を練り混ぜます。それぞれスプーンに一杯ずつくらいを摺り鉢に入れて滑らかにします。与える時は金属のスプーンではない方がいいです。抵抗するので口の中や歯を傷める可能性があるので、軟らかくて、しなるシリコンのスプーンがお勧めです。はるかさんは上下とも前歯が歯周病で歯茎の肉が痛々しいほどそげてしまい、匂いも放っています。抗生剤とステロイド剤で緩和させていますが、痛むのか一日中何度も気にして手でこする仕草をして可哀そうです。そういうトラブルが無くても病気の猫には口に入るスプーンは、やさしいものを選んであげてください。フードはフードプロセッサーなどでまとめて作り、一回分ずつ冷凍しておくと便利です。

強制給餌で少し元気になったとはいえ、これがいつまでも続くものだとは思ってはいません。また、強制給餌をすることはノラ出身のはるかさんにとって望むことではないかもしれません。これらのことを考えるにつけ、強制的に餌を与えるという行為には葛藤があります。毎日がとても辛そうです。それを長引かせることは彼女の望むことなのだろうかと自問の日々です。しかし、少し具合がよくなって私の膝に上がってきてゴロゴロと小さく喉を鳴らしたり、ベランダへも出入りして好きな所で場所で寝そべり、太陽や風に当たって気持ちよさそうな姿を見ると、行けるところまで行くしかない。そう思います。

これが正解というものはありません。最期はそれぞれの飼い主が考え抜いた末に選んだ道を歩ませることになります。私にはこれが正解だという確たる信念はないけれど、1997年に生まれて今日まで生きた彼女が、私のそばへ来る元気が甦った。そして喉を鳴らした。それだけで私はこのまま進もうと決めました。まさに究極の相思相愛です。これは、ある意味、至福の時です。これが続けば続く間、私たちは互いにうれしい。だから進みます。私と彼女の蜜月はまだ続く・・・。

それではまた。おやすみなさい。良

 

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