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2019年9月 3日 (火)

バリノラ猫のトグちゃん(♀)

 皆さん、こんばんは。ご訪問ありがとうございます。
このところ暗い記事が続いていましたが、今日は明るい話題です。毎日エサを与えているトグちゃん(♀)を皆さんにご紹介します。
彼女が旧宅に来たのは昨秋のことです。秋の初め頃だったと思います。私はまだ旧宅に住んでいました。はるかさんと一緒にです。

ある日、玄関側の前の庭で強烈な匂いがしました。それは間違いなく猫のウ〇チの匂いでした。しかも強烈に臭いのです。匂いの元を探してみると、庭木のそばに小さな小さな“渦巻き”を発見。そこから強烈な臭気が発せられていたのです。見た目は小さく、OKサインをしたほどの外周で、この犯人は仔猫だと想像しました。それにしてもクサい。とても小さなウ〇チなのに激しく匂うのには驚いた次第です。

初日には犯人の姿を見ることができなかったので、今度また匂ったら見つけようと思いました。しかし何度か渦巻はあれど、姿を確認することはできませんでした。そんなある日、ようやく見つけました。小さな茶色が混じったキジトラ模様の猫が、くるくるした目をして其処に居たのです。警戒してすぐに逃げてしまったので、触ることはできませんでした。それ以後、私はドライフードを置いておきました。すると必ず無くなっています。そして強烈な臭気も時々しました。

エサは無くなっているけれど姿をまったく見なくなって一か月以上が経ちました。私はエサを前の庭ではなく、敷地内の裏の庭へと続く道に置くことにしました。そこの方がおもての車の音や人の気配に怯えなくていいからと思ったからです。私の期待通りにエサはいつも無くなっていました。それに、なぜかもうあの強烈な匂いはしなくなっていました。“可愛い“とぐろ”を見ることは無くなってしまいました。そして久しぶりに見た姿は仔猫ではなく、すでに中ネコでした。更に以前と違っていたことは左耳がカギ型に欠けていたことです。

TNR活動というのをおこなっている人たちがいます。野良ネコを捕まえて避妊手術を施し、保護ネコとして貰い手を探せそうな猫は保護し、それに向かない猫は元の場所に戻してエサを与えるといった活動です。最初に来たときは耳に欠けはなく、中ネコになって来たときに耳が欠けていたのです。おまけに左です。雄猫は右耳、雌猫は左耳を麻酔の切れないうちにカットするのです。その形が桜に似ているので桜カットと呼ばれています。トグちゃんも「さくらねこ」だったのだと分かりました。トグちゃんの名前の由来はもうお分かりですね。可愛いトグロを何回か披露してくれたのでトグちゃんと名付けました。

このトグちゃん、私の猫との関り史上で一番、凶暴な猫でした。近づくことも触れることもできません。大きな声でずっと威嚇し続けます。耳を後へ寝かせて吠え続けるのです。これまで様々な猫たちを経験してきましたが、トグは最強の野良でした。ではそのお姿をどうぞ。

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毎日午後にエサやりに行くと、この通り。ギャオーギャオー、ヒャーヒャーと大騒ぎです。一日一回の食事なのでかなりの量を与えます。イワシやアジも付きます。美味しいキャットフードの缶詰もあります。キホンはドライフードを柔らかくしたもので、いろいろプラスします。おいしいドライはそのまま与えます。このように以前はガラス戸を開けて写真など撮れませんでした。これでも少し慣れてくれました。

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器を置くのにも強烈な猫パンチで爪が鋭く刺さるので、持ち手のある片手鍋でサッと出します。ひどく引っ掻かれ、傷がなかなか完治しませんでした。どうですか、この不遜な表情。少しの間も気を緩めることはありません。野良の鑑ですね。

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食べ終えて少し表情が和らぎました。もしもこの子がなついてくれたら私は旧宅とマンションの両方に住もうと思うでしょう。さわれない。これが問題です。バリノラのトグちゃんです。トグちゃんのしっぽは何だかぐじゃぐじゃで短いです。こんな凶暴な猫を馴らしたら大したもんです。可愛い。今時こんな猫も少なくなったから、希少価値です。私はこの子の為に雨の日も風の日もエサやりに行っています。それは私の為にもきっといいことなのだと思います。

今日はトグちゃんの紹介でした。耳はいつもこんなふうになります。ずっと警戒する猫は本当に初めてかもしれません。でも可愛い。(^^)
それではまた。  良

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