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2019年9月28日 (土)

アイルランド戦 番狂わせではない日本の勝利 

皆さん、こんばんは。今日は猫とは無関係の話をいたしましょう。ラグビーです。勝ちましたね日本。私もテレビで、猫も居ないからひとりで観ていました。ひとりで熱狂、ひとりで拍手です。

勝利の瞬間に歓喜に沸く人々の映像が流れ続けました。口々に信じられない、大金星だ、番狂わせだと興奮気味に叫ぶ人々。これらの言葉が彼ら選手には、あまり嬉しいものではないと思います。選手ひとりひとりやチーム全体では誰もが勝つつもりで戦いに臨んだことでしょう。勝っても硬い表情で語るキャプテンのリーチ・マイケル選手は笑顔も見せず厳しい表情で言いました。もう次のサモア戦に向かって進むのだと。決勝トーナメントに残ることが目標の彼らです。もちろん決勝も思い描いている筈です。

また田中選手は今日の勝利の感想を聞かれて答えました。四年間やってきたことの結果だと。私たちは彼らがどれだけ物凄い訓練や練習をしてきたかを知りません。だからラグビーはまだまだ弱い日本というイメージが強いでしょう。開催国となるにあたり、選手たちは他国の選手たち以上の決意をし、ありとあらゆる激しい訓練に耐えてきたことでしょう。選手やスタッフの甚大なる努力の結果の勝利だったと思います。それを金星だ、番狂わせだと軽々しく言う民衆との間に大きなギャップを感じました。田中選手の言葉に矜持を感じました。

なぜ私たちは感動するのでしょう。このスポーツはルールも皆が詳しく分かっているわけではないのに、なぜ人は熱狂するのでしょう。他のスポーツ以上の何かを感じます。それは「密着度」と「信頼」に起因するように思います。ノーサイドの笛が鳴り響いた瞬間に私も背筋がゾクゾクっとしました。抱き合う屈強な男たち。讃えあう男たち。このスポーツに特に必要とされる信頼関係、それは自分もチームも信じ、まさに一丸となってトライを狙う共同体の絆の強さというものを感じました。

今日の勝利は決して金星ではなく、四年間の血と汗の結晶が実ったものだと思います。もしかしたら四年前に南アフリカ戦で勝ったことが「奇跡」と呼ばれたことの悔しさも彼らにあったかもしれません。次のサモア戦では、どんな戦いで勝利してくれるか今から楽しみです。

猫が一度も出てきませんでしたね。今日もトグちゃんにご馳走をあげに行きました。相変わらずよく食べます。私を引っ掻く素振りは見せなくなりました。耳もあまり寝かせなくなりました。少し心を開いてくれたのだろうと喜んでいます。それでは皆さん、よき週末を。良

 

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