2017年1月13日 (金)

終末期の猫に悩む皆さんへ

暮れから年始にかけて頑張りすぎたのと、風邪までひいてしまったのとで不調が続いていました。ようやく快方に向かっています。ご訪問ありがとうございます。

このブログで一番アクセスが多いのは「老猫の終末期対処法に悩む」と「飼い主はまだあきらめない」というページです。これは文字通り、2012年に24歳5ヶ月で往ったダッコという猫の最期の対処法に悩んでいた頃に書いた記事です。多くの猫を飼う皆さんも、いずれは直面することになるかもしれないことですね。しかし私の場合、ダッコは稀にみる野生の強い、気性の荒い三毛猫の雑種で、20歳を過ぎてからも腎機能を誉められるような猫でした。したがって単なる老衰ということになります。どこかが悪いと病院の世話になったことがまるで無いのでした。一方、思い出してもつらい最愛の猫JJは、気付いた時にはすでに重い腎不全という衝撃の事実に直面し、目の前が真っ暗になりました。その後の約二年間、病院や家での点滴を嫌がる彼に、どうやって輸液を施すかなど苦悶の日々でした。手を焼いて悲しむ私に彼は下手な点滴をしやすいポーズをとってくれ、よく我慢してくれました。いま思い出しても泣きそうになります。

ただ多くの皆さんとは異なり、私は猫をペットと認識しておらず、縁あって共に住んでいる愛らしい仲間と捉えてきました。したがって多くの猫と関わってきましたが、マンションがスタートだったダッコを除いて皆、いわゆる自由猫です。ゆえに行動の制限はしたことがなく、外へ行くも自由、帰って眠るも自由という関わり方です。室内飼いがあたりまえの時代に、昔ながらの自由飼いで猫たちと関われることは環境のおかげです。というよりも、そんなことがしたいから、それが可能な此処へ引っ越してきました。ですからすべては基本的にネコ属の生態に沿った生き方をさせたいというのが縁あった猫たちと関わる上での私のポリシーです。特に猫という生きものは「自由」を好むので、そのスタイルを貫きました。

そんな猫たちとの暮らしも私自身が進行性の難病に指定された病気を持っている為、年々その症状がきつくなり、猫の世話も困難な時がふえてきました。加えて年齢的なこともあります。私はすでにシニアです。そういった状況から、もう猫は増やさず、今もそばに居るJJのママのはるかちゃん(20歳)を最後に、猫との共存を終了したいと考えています。はるかちゃんの為にも仔猫をもう一匹と何度も考えましたが、猫を残して私が先に他界する訳にはいきません。それで苦渋の決断をしました。

ノラの母親にカルガモのように連なって歩いて庭を横切った仔猫4匹のうちの一匹だった小さなはるかちゃんは、最初にこの家に居ついた猫で、最後まで私と共に居てくれる猫となりました。生粋のノラ娘の彼女が終末期になって、人為的な医療行為を嫌うだろうということは明らかです。丈夫な子なので今まで病院の世話にもならずにきた猫でもあり、なおのこと病気になってからの病院は負担だと考えます。ですからこの子は今から身体にいいフードを食べさせ、肥満には気を付け、ダッコのように元気で老衰期に入っていけるよう仕向けたいと思っています。老衰なら病院へはかからず、元ノラらしく、彼女が大好きな庭や家の中の居場所で、共に終末期を過ごして彼女の望む場所で看取ってやるつもりです。逝けば愛息と同じ墓所に埋めてやります。まだとても元気ですが、過去の反省から、この最後の猫には私がうろたえず、悲しむよりも余裕を持って、残された日々を穏やかに一緒に過ごそうと決めています。

皆さんが愛する猫さんたちの終末期に悩まれることは充分にお察し致します。終末期はその猫によりさまざまな状態があります。ダッコのように老衰からの大往生ばかりではないでしょう。JJのように次第に悪くなっていくこともおつらいと思います。それぞれの猫ちゃんが最も望むだろうことを飼い主さんは考え抜いて、迷わずそれを貫いて下さい。決して人間の傲慢で、徒に生きることを長くすることは避けてあげてください。血液検査の結果に一喜一憂するのは理解しますが、どう送りたいかを飼い主さんが先に決め、自信を持って終末期を共に穏やかに迎えて超えられますよう私も祈念しています。

私が過去に書いた記事が参考になるかどうか判りませんが、もし宜しければ、お集まりの皆さんで自由にコメント欄でのやり取りをなさってはどうですか?お気づきかどうか、当ブログではすでにコメント欄は「受け付ける」に設定しています。悩める皆さんはもちろん、私の書いたことへのコメントもどうぞご自由に。確認してからの公開となりますが、猫好きの皆さんがご自由に書いていただければと思います。終末期や病気に関することは、私の知識の範囲でお答えも致します。コメントを下さった皆さんとは、メールでのやり取りも可能です。

そのページがあまりに閲覧されるので、ひとこと書き添えておきました。
終末期。おつらいですね。心からお察し致します。

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