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2007年2月28日 (水)

一日だけの冬日

梅が各地で咲き、早咲きの桜もひらいたとニュースで聞きましたが、今日は木枯らしが吹き、真冬のような一日でした。この凛とした寒さが好きで、私はこの地に越してきたのでした。街の中では感じとれない寒さ、冷たさ。手がかじかみます。あしたには暖かさが戻ってくるらしい。なごり惜しいこの寒さ。

この寒さをもっと感じるために、ウォーキングをしました。外へ出るとまず空を見上げます。山ばかりで空気が澄んでいるために、星がとってもきれいなのです。近くの千早赤阪というところには、天文台もあります。それほどここは星がよく見えるところです。

歩きながらいろんなことを考えます。バスが私を追い越しても、もうHiroshiが乗っているかなと思うこともなくなりました。悲しみの淵で、あの頃なぜ私は黙々と夜道を歩き続けたのでしょうか。Hiroshiの背中を見つめながら歩いた思い出に苦しみながら。

人に再生力を与えたのは神の恵みでしょうか。仏の慈悲でしょうか。とにかく私は二年半前の私ではないことを、歩きながら感じていました。さて、これから何をすればいいのだろう。思ったことを勇気をもって実行しよう。そのためには何が必要か。それを考えながら進んでいこう。

一日だけ与えられた冬日。吐く息は白く、見上げれば満天の星。
悲しみに浸るだけの人間ではなくなった私にできること。
ささやかなことでいい。私より孤独な人のために、何かがしたい。

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