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2008年12月10日 (水)

暖かい冬の一日

今日は暖かかったです。きのうは今年初めて石油ストーブをつけたけれど、今夜は必要ありません。

師走だというのに、不況による人員削減が大手の会社で続々発表されています。その殆どが期間従業員や派遣という形での労働者の方々です。製造業のラインに並ぶ人たちは、ひとたび不況が訪れると、真っ先に切られてしまいます。真面目に働き、何の落ち度がなくとも、いきなり路頭に迷うことになります。

こんな形での就労が製造過程で縁の下の力持ちになって日本の誇る自動車や、電気、精密機器などの産業が流れてきたのです。彼らにも家庭があり、若者にはこれからの未来があります。もういい加減にこの産業の構造を変えなければなりません。製造業に従事する人びとに安定した職場と生活の保障を。それが今、早急に求められていること。来るべき2009年問題に備え、政府の全面的な支援が必要です。ばら撒き路線を今から変更し、困っている人たちの救済から。この問題に積極的な発言をしている村上龍氏に賛成。

私は呑気に小説を書いたり本を出したりしていますが、世の中大変な状況の人たちがたくさん居られます。ニュースを見ては溜息ばかりつく毎日です。だからといって私に何ができる訳でもないのですが、問題意識は常に持っておきたいものです。

さて、このブログの終了も一日一日近づいてきました。今日も「毎日見ています」のお言葉をいただきました。そう仰ってくださる皆様のために今まで私は喋り続けてきました。道行考に最初から同道して下さっている方々は、ここまでのいきさつを充分に承知してくださっていることでしょう。比較的、日が浅い皆様にとりまして、「え、どうして?」となるのは致し方ないことと思います。

皆さん、貴方が右近に求めておられるものは何? それは人によって異なるかもしれません。もしもブログで喋る私をいちばん求めておられるのなら、残念なことに私がいちばんしたいこととの間にズレがあります。私のくだらない喋りを毎日の楽しみにし、喋っていても喋らなくても毎日かならず行ってみるのが習慣。それはほんとうに嬉しいことではあります。でも喋ることがいちばんしたいことではないのです。

私のいちばんしたいことは書くことです。書く人間はこんなにべらべらと喋るものではないのでしょう。これまで私はホームページ運営者として書いたり喋ったりと曖昧な状態を続けてきましたが、私はやっぱり書きたいのですね。喋りながら書けばいいじゃん。はい、そうなんですが、それが難しいことなのです。私は喋りながら書くということができる器用な人間ではないのでしょう。大げさにいえば、書くとは骨身を削る作業です。お喋りは楽しいですが、他の事を楽しみながら文章は書けないのです。

もしも私の本を喜んでくださるならば、そこで私は真剣勝負をしているのだとご理解ください。「ひとり言」が面白ければ、それが私のものの考え方であるとお知りください。私の毎日の喋りなど、いかほどのものでしょうか。真剣に原稿用紙に向かう私を応援してください。右近にしか 良にしか書けないことを、私はこれから本気で書いていこうと考えているところです。どうかご理解の程、よろしくお願いいたします。また改めて「ひとり言」にでもこのことは書くつもりです。惜しんでくださるお気持ちはとっても嬉しいです。

なんだか神妙な感じになってしまいました。「残念です」のお言葉を頂戴すると心が痛みます。でも今春のように揺れることはもうありません。どうか皆さん、分かってくださいね。私の文が好きだと仰ってくださるならば、きっとご理解いただけるものと信じています。みんなイイ子だろ。サイトは閉じるわけではありません。いつまでも開けていましょう。ふとしたときに開いてみて、貴方のそばに「平成道行考」があることに安らぎを覚えてくださるのなら。貴方が日本のどこにいても、世界のどこにいても、私が日本のどこにいても、世界のどこにいても貴方と繋がっているために。

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