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2009年6月25日 (木)

桔梗そしてイマジズム

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桔梗が咲き始めました。五枚の花びらの先をぴったりと付け、紙風船のようにふくらんだツボミが開くと、このような星型になるふしぎな花です。植えっぱなしで掘り起こすこともなかったのですが、Hiroshiが植えたときのまま、同じ場所で毎年きれいに咲きます。

さて、昨夜の詩ですが、このブログで文字入力し、UPしようとしたら行間が詰まってしまってる。それならとWordで入力し直し、コピーするとやはり同じこと。「アナベル・リー」ではできたことが突然出来ないので私の頭は“?”。とりあえず掲載しましたが、この詩は本来、2行ごとの句から成るものです。付け加えておきます。

“ナンタケット”というのは「マサチューセッツ州、コッド岬南方の島で、古くは捕鯨基地として栄え、いまは別荘地や芸術家コロニーとして知られ、青い海を背景に、ニュー・イングランドの港町に特有の、白い清潔な木造家屋が立ち並んでいる。」所だそうです。
<岩波文庫「アメリカ名詩選」より>

イマジズム運動というのが1910年頃に英国で起こるのですが、アメリカにもそれは伝わります。英国の歴史あるソーソーたる詩はロマン主義真っ盛りとなりアメリカにも渡りました。先日のポーなどもアメリカのロマン主義詩人です。しかしアメリカに自分たちの詩をという新しい風が吹き始めます。

旧来の韻律など多くの決まりごとから離れ、題材なども身の回りから選び、新しい詩が芽生えてきます。イマジズム運動もそのひとつです。その運動自体は10年ほどで終わるのですが、詩の自由な音楽性や、詩の中心はイメージであることが確認され、その後、世界中に定着します。

それは詩の持つ絵画性の革新でした。私も下手な詩を書きますが、言われてみればイメージをたどるように詩を書くことが多いです。詩だけでなく私は下手な文章も書きますが、小説の情景を描くにも、文を書きながら絵を描いているような感覚がしていることが多いです。

昨日のような詩はお好きですか? 私は大好きです。イマジズムの特徴である短い言葉でイメージを中心に表現していますね。読みながら情景が浮かびます。そして情景ばかりでなく、ひとつの物語まで浮かんでくるかもしれません。たとえば最後の部分です。なぜ鍵がひとつそこにあるのと疑問を感じたら、あなたはイメージで物語を作ることが出来ますよ。

イマジズムは、読む人のimageを掻きたて、読みながらその世界で楽しめます。文学だけではなく、絵画や映像などあらゆる芸術、それから心理的な訓練や治療にもイマジズムは生きています。私は視覚的な感覚に動かされることが多く、文字を書きながらも映像のようなものを常に追ってしまいます。それってイマジズムだったのだなぁ。(^_-)-☆ うむ。

さて、最終のレポート2つが完成、あとは見直しと、綴じたり表紙を付けたりというところです。小説もそうだけれど、書き上げたときの達成感は格別です。しかし、私はどうしてこういう性分なんでしょう。チョット休めばいいものを、すぐにこうなります。“さぁて次は何をするんだったっけ、ナンタケット。”夜中にひとり笑いするのはそういうバカを自分で言ってすべりかける時です。猫の唯一の欠点は、犬のようにウケをしてくれないことです。笑ったのは私だけ。じぃじぃもだっちゃんも、知らん顔していました。(-"-) 

梅雨の中休みとか。今日も晴天でした。湿気がなく爽やかで、こんな夜は右近庵では少々寒いくらいで夜は長袖です。
皆さん、今週もあとひとがんばりですね。それでは今夜はこの辺で。

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