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2009年6月20日 (土)

詩「沈黙」より

私が何度も一旦は喋らなくなったこのトーク、なんでまた出てきたの?って思う人も居られるでしょう。その過程をいま話す余裕はないけれど、落ち着いたら話してもいい。じゃ、ひと言だけ。“とらわれ”が無くなったから。とだけ。笑 きっと仏教や禅の考え方のお蔭。

昨夜、「アメリカ名詩選」という本を読んでいたら、いい言葉に出会いました。マリアン・ムーアという人の「沈黙」という詩です。一部をその本の和訳で抜粋しましょう。

猫のようにーーー鼠の尻尾をだらりと靴紐みたいに

口から垂らしながら、自分だけを頼りにして、

時には孤独を楽しみ、

嬉しい言葉に出会ったときは、

言葉を失うこともある。

奥深い感情は、つねに沈黙となって表れるーーー

いや、沈黙ではなく、慎みだ

なかなかの名言だと思いませんか。最後の二行は『愛別離苦』の方にも引用しました。私はときどき喋りすぎる自分が厭になります。なんて浅はかだったとあとで厭になるのです。このたびまた出てきた私は、そう思うことのないように、ほどほどにと思っていますよ。

でも今日はコレだけ聞いて。“検定”ばやりの昨今ですが、三鷹市が太宰治検定をおこなったとニュースで知りました。問題が少々見えましたが、うん、イケる。かなり上級に受かる自信アリ。(^.^) 大阪でもやってくれないかなぁ。兵庫県明石市では“タコ検定”もあるんだって。去年知りましたが、こちらは無理だ。タコのことはほとんど知らない。タコ太郎の冒険という題の小説の構想を練ったことはあるけれど。レポート書いててしんどくなると、時々現実逃避して奇想天外なことを考える。!(^^)!

ところで悪いことをした人たちがトップだった所の漢字検定がブームですが、上級になると見たこともないし、使うこともない字ばかり。ゲーム感覚かな。そんな漢字を読み書きできることに私はさほど意味を見出さないな。漢字がそこそこ書ければ、むしろ今の世の中、特に若い人たちには“きちんと話せる検定”“きちんと敬語話せる検定”“ひと通りの文章が書ける検定”“読む力検定”などの方がずっと有意義。そう思わない? なんでもほどほど、しかし常識程度は大切。そう思う。

喋りすぎに注意だった。太宰を3日も引っ張ってしまった右近ですが、今日はこれで沈黙。本格的な梅雨の訪れで雨が多くなりそうです。皆さん、雨を楽しんでください。あれれ、カタツムリ君、今日はお家から抜けてお散歩? ちがうよ、ボクはナメクジだよ。あ、コレは失礼致しました。っと。では今日はこれで本当に沈黙。Have a nice weekend!

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