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2011年9月23日 (金)

天災の不公平に善意を

この国や世界のどこかで自然災害が起こるたび、「不公平」の三文字が浮かぶ。とくに3.11以降、この文字が頭の中でぐるぐると回転しつづけている。そして台風12号、15号。またもやこの国は大規模災害に見舞われ、洪水や強風による大きな被害が出た。国土全体が海に囲まれたこの国では海の際まで人が住み、国土の67パーセントが森林のこの国では、どんな山あいにも集落があり人が住む。その状況で大規模災害が起こるとひとたまりもなく被害を受け、多くの命が失われる。私は神戸で生まれ育ったが、都会とて1.17で破壊された。誰も想像しなかったことが都市でも起きた。相手はどうすることもできない天災だった。一方で人災ともいえる福島の放射能汚染は先が見えない不安に多くの人々を陥れたままだ。

 

激甚災害が起こるにつけ自然の度し難い猛威にどこかの町や村が破壊される。災害は、そこで平穏な暮らしをしていた人たちを真っ逆さまに不幸に突き落とす。そこに住んでいたというだけで命を失い、家を失うことの理不尽さ。運が悪かったのひと言で片づけられないものがある。地球環境の変化とともに、災害も変化して巨大化している昨今、過去の例は参考にならない場合も多くなった。テレビに映し出される映像に、なぜこの人たちだけがという思いを強く感じるが、私たちにはなす術がない。しかし手を差し伸べる方法はいくつもある。

 

「出来ることをする」。半年前、よく耳にしたこの言葉はもう色あせて見えてきた。自分でなくてよかったと、それで終わらず自分にも起きるかもしれないと考えよう。そして今、起きてしまった地域の人に自分は何ができるのかを考えよう。そしてもう一度、思い出そう。あの助け合いの精神を。それから出来ることをしようという言葉。この国に住む限り、なんて不公平だろうと嘆くべき事態は誰の身にも起こりうる。助け合おう。私たちが教えられた「人の気持ちがわかる人間に」ということは、いま苦しんでいる人たちに対して何らかの行動を起こすこと。あなたの善意による行動が、この世の最も理不尽な不公平を少しだけ是正できる。それこそが共に在るということ。スポーツではない方法でも「日本はひとつ」を実践しよう。あなたが支援したい被災地へ、あなたの善意を届けよう。

 

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