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2016年7月22日 (金)

嗚呼、稀勢の里

負けましたね、稀勢。残念。取り組み前、馬富士はめいっぱい汗を流して備えていたのに比べ、稀勢さんは「静」を貫いていたので、これは負けるなと思っていました。こころなしか表情も冴えません。一方、日馬富士はやる気満々の闘志をみなぎらせた表情でした。
立ち合い、低く入っていい位置でまわしをとった横綱。こうなると稀勢は身体が立ってしまい何もできず、真っ逆さまに土俵の外へ。あぁあ…。会場の空気もそんな感じでしたね。日馬富士はいつも全力相撲。彼の決め文句「全身全霊で」の通り、今日は素晴らしい相撲でした。稀勢は一敗するとガタガタと崩れることがあります。ここで踏ん張れる精神力こそがいちばん求められるところでありまして。仏様のような謎の微笑みも後半は出て来なくなり、気持ちの上で焦りが出ていることが判りました。残念だけど、また一からやり直しですね。

今日の白鵬対豪栄道戦は、なんともおかしな勝負でした。「腰砕け」で豪栄道の負け。立ち合い、白鵬がいつもの、左張り差しからの~必殺・肘での顔面かちあげをすると思ったのでしょうか。ところが今日は片手のひらを、右に動いた豪栄道の顔面に押し当てるといった妙な立ち合い。かち上げてはいないのですが、もろくも豪栄道は崩れてしまいました。とっても神経質になっていたのではないかな。でも初めから逃げるのもよくないね。しかし白鵬は横綱なのに時々おかしなことをします。でも顔に掌を押しあてられたら視界をふさがれて焦りますよね。白鵬は勢戦で右足の親指を負傷してから右足に力が入らない様子。だから考え出した小細工かもしれないけれど、最初から逃げ腰の豪栄道もよくありません。先日、勢もまた張られたり勝ち上げられると対戦中は怖れて目をシバシバして後退、両手で防御していたのですが、なんと白鵬がみずから転んで自滅したのですね。今日は今日で照の富士とは立ち合い不十分で仕切り直したあと、呆気なく転んで負け。相当右足の親指は痛いのでしょう。それにしても稽古では強く、本番で発揮できないと言われる我らが大阪出身豪栄道。この力士にも精神力の強さが求められます。体の変化や首投げ無しで大関相撲をとってくださいね。貴方は本当は強いのだから。残り二日間、頑張ってほしいものです。

今日は舞の海さんの解説でした。彼は白鵬のかちあげについて一貫して批判し続けていますが今日もひと言ありました。相手に警戒する時に必ずやるのだということを語っていましたね。他に誰も言わなくなっていますが、彼だけは私と一緒でそのことを言い続けています。ところで皆さん、笑わせないでくださいよ。白鵬が「かちあげ」をした日、きっと右近はまたイカるぞと思っておられるのか先にたくさんの皆さんがお越しです。今日はまた何でしょう。稀勢が負けたので、さぞかし右近は嘆くだろうと先にたくさんお越しなのかな。(笑) うん。でも仕方ないよ。15日間、心身ともに強健で好成績をあげないと横綱になどなれないのですからね。また期待を先に延ばして夢を持たせてくれているのだと思いましょう。 私は今度また人間に生まれることができたなら、相撲評論家になりたいと思っていますよ。また人間に生まれたなら、なりたいものは他にもたくさんあるけれど。

私はなんだかんだと忙しくしています。思えばもう3カ月も家の修理やら設備やらのことに追われてきました。その間、メニエールや持病の悪化とも格闘していました。いよいよ夏になり身体も慣れてきたかなというところです。早くするべきことを済ませ、好きなことをする環境を整えたいと思っています。好きなことって何って?分かるでしょ。

今日は庭のメンテに来て下さり、気持ちよくなりました。うむ、シャレた神戸も楽しいけれど右近庵も捨て難し。心地よし。夏の庭も風情あり。桜が一段と大きく枝を広げ、セミが鳴き、鶯が鳴き、何だか分からない鳥たちがさえずっています。昼間は暑いけれど湿度がそれほど高くなく、朝夕はさほど不快ではありません。いいですね、夏。
週末です。ゆっくりお過ごしください。週末でも忙しい皆さん、お元気で頑張ってください。相撲もあと残り2日間。大いに楽しみます。それでは皆さん、御機嫌よう。  右近 

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