横綱が見えてきた稀勢の里に感無量
今日は千秋楽にふさわしい素晴らしい相撲を見せてくれました。土俵際まで追い込まれても落ち着いていました。一方、白鵬は理性を失ったかのように感情的に押し込むことしか余裕が無く、稀勢の里はサッと身をかわして下手投げで決めました。冷静に判断し、うまい相撲を取りました。
大歓声と拍手の渦となった国技館。カメラは喜びのご両親を映し出す。鳴りやまない歓声と拍手。観衆は喜びに酔いしれ、テレビの前の人々も、おそらく大喜びをしていたことでしょう。はい、私も静かに喜びを噛みしめていました。ことが大きければ大きいほど私は静かになるのでボーッと画面を観ていました。昨日は、あんなに大はしゃぎをして賑やかに喜んだというのに。
私は協会関係者ではないので、19年ぶりの日本人横綱が誕生しそうだとか、そういう喜びとは少し違っていました。彼の長い長い苦労と努力の日々を想って感動し、言葉も歓声も失って、彼が賜杯を受け取る姿や、懸命に答える彼の瞳をじっと観ていました。よかった。努力が報われて本当によかったね。そう思って見守っていました。
療養中の北の富士さんが話す電話の声も、舞の海さんも泣いているような声でした。相撲関係者の皆さんは、私たち以上に感無量かもしれません。待ちに待った、なるべく人がたどり着いた瞬間に、男泣きをした方々も多いと思います。彼の言葉も素晴らしく、「感謝」ということを真っ先に口にしました。そして、もっと強くなって頑張ると…。あぁ、こういうのに私は弱いです。大きな身体で小さな涙をポロっとこぼす彼が何とも愛らしく、逞しく、私も感無量でありました。
賜杯を受け取る彼と、涙ポロリの彼を写しました。画像を残しておきたくて。ご覧ください。
賜杯は重いでしょ。おめでとう、稀勢の里関。
喋れば泣ける。我慢できない涙がポロリ。泣いていいよ。今日泣かないでいつ泣くの?
只今、サンデ―スポーツに出演中。いい笑顔ですね。
それでは皆さん、ごきげんよう。 皆さん同様に喜びの右近より
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